本日平成24年6月17日(日)、第6回はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会2012が開催され、今回も大会実行委員会・佐伯地区医師会からの医務救護部のサポートドクターとして参加しました。
世界遺産の宮島・厳島神社の大鳥居前をスイムでスタート。2.5km泳いで対岸に上陸し、ちゅーピーパークからバイクで心臓破りの山道を55km「吉和魅惑の里」まで登り、最後のラン20kmは「もみのき森林公園」を折り返して「ウッドワン美術館」前まで走るという総行程77.5km、標高差約900mのこの超難コース。過去の参加者に『もう二度と参加したくない!』と言わせたこの大会。なのに今年の第6回大会は、申し込みが多過ぎて抽選となった結果、過去最多の10代~70代計581人(個人368人、リレー71組(213名))の参加者が挑戦しました。 昨日までの大雨とうって変わって、日のさす程の良いコンディションとなりました。しかし、28度まで上がった気温のせいで、 『ふらつき、両手足のしびれ、脱力』を訴える熱中症の患者が2人出てゴール地点の第4救護所で点滴を実施。熱中症の初発症状である筋けいれんを発生する選手は続出しました。 今年は雨による路面のスリップは無かったはずですが、数多くのバイク落車があり、全身に挫傷・擦過傷を負う選手が大勢発生しました。 昨日までの雨で、バイクのタイヤを雨天用にしていたのが失敗でしたという選手もおられました。 今年の大会は、新企画として湯﨑英彦広島県知事が厳島神社の大鳥居前で号砲を鳴らし、ゴール地の特設ステージでは、本大会名誉大使の元広島東洋カープの衣笠祥雄選手がトークショーをして表彰式のプレゼンテーターをされました。 衣笠選手が来られ、奥先生と記念撮影。快く写って頂けました。 また、ゴール周辺にはエイドステーションの他、特産品の飲食ブースがあり超安値で食することが出来ました。 選手の中には、うちのクリニックの患者さんも数多くおられました。 そして、何よりも今回は約2100人の一般ボランティアが参加して大会を支えました。 医務救護サポートチームもメンバーが定着し、消防・救急隊や自衛隊と協力して救急処置を手早くこなしました。 廿日市市の恒例となったこのスポーツイベント。 すでに参加者600人レベルとなって、トライアスロンの大会としてはメジャーとなりました。 是非、地域一丸となって支えていきたい大会です。 そして自己への挑戦をし続ける選手たちを、スポーツドクターとして今後も引き続きサポートしたいと思います。
by shigeno-clinic
| 2012-06-17 22:52
| トライアスロン・マラソン
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